“Boys & Girls, Girls, Girls”ができるまで~第3話~

2020/10/13
オガサワラヒロユキ

第2話まではこちらをご覧下さい。
http://ogasawarahiroyuki.com/archives/category/boys-girls

前回の投稿より半年以上が経過した。よくわからないまま半年。音源のリリースもレコ発が飛んで、正直言ってモチベーションが下がってしまったのは否めない。
しかし、やはり一生懸命作ったものだし聴いてもらいたい!と言う気持ちがようやく復活してきた。このお話を書き終えたらリリースしようと思う。しばしお待ちを。

半年前からのことを少し振り返ると、4/1に103CAをフィーチャーしたバージョンのMVを公開した!

※これめっちゃいいMVなのに全然見られていないので、もっと見て欲しいです!(切実)

そして各種配信先でも聴けます。

・・・宣伝はこれくらいにして、ここから、本題の「”BOYS & GIRLS, GIRLS, GIRLS”ができるまで」の続き。

「ひとつの曲を色んな人とデュエットして1枚の音源を作ろう」と言う発想が生まれた、と同時にこの曲を完全に人に預けて料理して欲しいと思った。まず、楽曲のアレンジは誰にお願いしようか、と思った時に一人の名前が浮かんだ。

Post Modern Teamの岸田くんである。

岸田くんとはそんなに接点がないようで、イベントでご一緒したり、曲を共作したり、一緒に(なぜか)LOUDNESSのカバーをしたり、ちょっと繋がりもあり。彼の洋楽的なセンスでアレンジしてもらえたらいいんじゃないか!と。

Post Modern Teamの曲はこちら。クール!

昔の予定を見返してみると2018年5月に岸田くんと「かねこ」(オガサワラヒロユキグループでベースを弾いてくれている金子くんの営む居酒屋)で打合せをしている。岸田くんはお願いを快諾してくれて、アレンジを進めてもらうことに。

時は流れ。

アレンジが完成して、オケは岸田くんが自宅でレコーディングして作ってくれた。鍵盤、ドラムは打ち込みだった。そこに、僕の自宅で歌やアコギを録音して足していく形。家である程度音を足した後で、ふと気になった。こんな録り方(いわゆる宅録)初めてなので、ミックスとかいい感じになるのだろうか?と。

そこで、仲良くさせてもらっているエンジニアさんに相談してみたところ「ドラム打ち込みだけど、実はいいドラマーがいるからもしやってくれそうなら、生ドラムに差し替えてみない?」との提案が。上でも書いたように、曲を人に預けて料理してほしい、と言うコンセプトにはピッタリの話であり、お願いすることに。

有難いことにドラムの方は快諾してくれた。ドラムが生で録り直しと言うことは、ベースも録り直しになるということで、ベースを弾いてくれる方もそのエンジニアの方に紹介して頂いた。

ドラムはツチヤカレンさん(https://twitter.com/jamcrmd)、少し前まで「それでも世界が続くなら」と言うバンドに在籍していた。ベースは安頭と言うバンドのおふゆさん(https://twitter.com/ooofuyu)、なのだが、最近改名されたそうで今はマーベルマベリックのふゆみさん。

エンジニアさんとのやり取りを見返すと、2018年11月6日に東京のスタジオでレコーディングだった。僕はそこにはいない。ディレクションも何もかもすべてそのエンジニアの方にお任せした。会ったこともない人が自分の曲を演奏してくれていることになんだかワクワクした。(このお二人とは、音源が完成したお礼をお伝えしたものの2020年10月時点でまだお会いしていないという。)

ドラムとベースを差し替え、後は自分のアコギとエレキのアルペジオ、ボーカルを自宅で録音して、オケが完成した。
いよいよゲストボーカルのレコーディングを始めるわけだが、それはまた後日!

<第4話>
http://ogasawarahiroyuki.com/archives/9119