【REC日記】人間紹介第3回:永吉さん(ギター)の巻
人間紹介第3回。今回はギターで参加してくれた平松永吉さん。大阪の至宝、bloom fieldのVo&G。ソロも素晴らしい。
永吉さんにギター弾いてもらうってちょっとありえないくらい贅沢な話やねんけど、永吉さんのギターの音は、変則チューニングも相まって、日本人の音じゃないって思うくらい。とにかく大好きな音。
今でも時々ネタで話すけど、永吉さんとの出会いは最悪で。ライブの打ち上げの後、扇町界隈で立ち話してたら、いきなり後ろから自転車で轢かれた。その自転車に乗ってたのが永吉さんだった・・・と。それ以来、印象は「怖い人」。それから時折、顔を合わすことはあっても、仲良くなることがないまま3、4年が過ぎた。一昨年の夏、Bacon主催の「淀川フォークフェス」、そしてその後見に行ったpara-diceでのbloom fieldのライブがあまりにもかっこよくて、その辺りから仲良くなり、今では二人で飲みに行ったり、永吉さんの家にお邪魔してご飯をご馳走になったり。
去年の1月にやった「二人の会」も思い出深い。第1部は普通にライブして、第2部は二人とも好きな美味しんぼクイズに答えた方が歌う、と言う何ともふざけた内容でやった。そんなことも喜んで一緒にやってくれる、なんとも素敵な兄貴的な存在。なんて言うんやろうか、変な言い方やけど、どこにも属していなくて、どこにでも属している人、ロックだ、フォークだ、ポップだ、パンクだと言うジャンルじゃなくて、もっと大きい「音楽」というくくりの中にいる人、スケールのでかい一匹狼、そんなイメージ。・・・全然伝わらんかな。
大学生の頃、今は無き心斎橋のタワーレコードでbloom fieldの「賛歌三部作」を買った。(もちろんその時永吉さんと面識はなかった。)その時のポップには「MOGWAIよりもやばい!」みたいな内容が書かれていて、当時MOGWAIとか好きだった僕は即購入。3曲入りのその音源には歌が入っていなくて、bloom fieldはインストバンドだと思ってた。それがこんな歌を歌う人がやっていたなんて当時は知る由もなく。知り合ってから教えてもらったんやけど、今でこそ自主で流通させるなんて誰でも出来ることやけど、今から10年以上前に既に永吉さんはそれをやっていた。そういう色々頭を使って、身体を使ってやっていくやり方は本当に尊敬できるものだし、だからこそ話していて刺激になるし、楽しい。
今回は「再生の歌」と「TONIGHT IS THE NIGHT」に参加してもらった。(変則チューニングでやってくれたのがうれしかった!)最高です。
この曲大好き。
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