鹿児島・佐賀の旅(半分食日記)

2011/02/01
オガサワラヒロユキ

今回もとても楽しい旅になりました。こないだの札幌も楽しかったけど、それに並ぶくらい楽しかった。恒例のレポート。長いですよ。楽しかったことは逐一覚えておきたい性格なので。興味のある人は読み進めて頂ければ。


1/29(土) 鹿児島GOOD NEIGHBORS
鹿児島へは夜行バスで約12時間。僕はどこでも眠れるのでぐっすり寝てるうちに着いた。ついてから、鹿児島中央駅のカフェにて雑事をこなす。今回初めてPCをツアーに持って行ったけど正解。仕事もたまってたし、ミックスが佳境だしとタイムリーに対応できるのがいい。Wi-Fi環境を探すのが大変やけど。

昼過ぎにユピトークさんと合流。まず展望台に連れてってもらう。桜島がはっきりと見えた。そして、噴火の瞬間も。となりで「なかなか見れないんですよー」って言ってた。幸先よし。そこから、会場のGOOD NEIGHBORSへ。GOOD NEIGHBORSはオシャレなカフェ兼雑貨屋さんと言った趣。僕はとりあえず、黒豚が食べたかったので、昼食は少し歩いたところにあるお店で黒豚のかば焼ご膳?と言うのを食べた。おいしかった、がこの時は黒豚の真価はまだわかっていなかった、と翌日わかるんだがそれは後述。

そこからフライヤー撮影。そう、もともとはこの為に鹿児島に行くはずやった。でもそれだけじゃ寂しいからライブできないかな?って相談して今回のイベントが決まった。そういう経緯があった訳で、撮影は外せない。カメラマンもいないので、自分たちでロケハン、セルフタイマーを駆使して何度か撮ってみる。で、出来たフライヤーがこれ。(ちょっと手直しすると思うけど)
じゃん。



今月も最高の出来。自画自賛。後ろには桜島がそびえ立ってて、鹿児島地元民の方からの評判も上々。もう少しで皆さんのお手元に届くかと。

会場に戻るともう一人の出演者コジマサトコちゃんもやってきた。なんやかやと話をしたりフライヤー裏面用の写真を撮ったりしているうちにあっという間に本番。集客不安やったけど、サトコちゃんが頑張ってくれて会場はほぼ満員。ほんとありがたかった。ライブも終始暖かいムードで進み、最後オガサワラヒロユキ×ユピトークの共作「青」と言う曲でシメ・・・た後でお客さんから「3人でなんかやれー」とツッコミが。なんかめちゃくちゃなセッション。ustされてたのに・・・。

本番前共演のお二人


色んな人と話すことが出来て、みんなとても親切で、来てよかったなーとしみじみ。アンディって写真撮ってる人がいて(日本人ね)、彼が僕に「ひろっきー」と言うあだ名を付け、後でtwitter上でサトコちゃんに改名すれば?的なことを言われたり。要は、鹿児島の人達と仲良くなれて僕は嬉しかった。

打ち上げはちょっと歩いたところにある居酒屋で。ここで、豚の子宮だの豚のレバーだのを食す。焼酎は屋久島の焼酎。さつま揚げも食べたっけ。おいしかったし。

黒豚珍味3種


黒豚の子宮


さつま揚げ


ここでGOOD NEIGHBORSの店長(?)フジカワさんとゆっくり話せたり有意義だった。お開き。

ここで奇跡が起きる。イベント見に来てたアリムさん(アラブ人のような名前やけど、あだ名です。念のため。)と言う人が家に泊めてくれると言う。渡りに船、とばかりに甘えることに。アリムさんの家はとてもオシャレで居心地がよかった。で、そこから日本VSオーストラリア戦を見ることに。結果はみなさんご存知の通り。サッカーあんまり興味ないんやけど、鹿児島ってことも合わさってテンションあがったなー。で、なぜか深夜に探偵ナイトスクープが始まり、軽くテンションがあがり、ひとしきり見た後就寝。

翌日はアリムさんが「おいしいトンカツのお店に連れて行ってあげる」と言うことでまたもやお言葉に甘える。で、その黒福多と言う店で食べたトンカツ、これが筆舌に尽くしがたいうまさ。美味しんぼ風に言うと至高のトンカツ。厚切りの豚肉が箸で切れる!旅番組でありそうなシーン。

黒豚最高


満足し、鹿児島の町をアリムさんと歩く。

鹿児島に最近初めて出来たという天下一品。行列・・・。(後で見るとさらに増えてた。)うーむ・・・。


京都王将、大阪王将はみんな知ってると思うけど「鹿児島王将」と言うのがあるのを君は知っているか。


どちらも食べられなかったのが残念。次回こそは。

で、アリムさんともお別れの時間に。いつか大阪に来た時は歓待します!、と再会を約束し一路佐賀へ。教えてもらったGOOD NEIGHBORS JAMBOREE行きたいな。廃校を使ったイベントだそう。「題名のない文化祭」主催者としてはぜひ見たい、いや、むしろ出たい・・・笑。しかし、改めてユピトークさんと出会えたのは音楽人生の中でかなり大きな出来事やったなーと。スプリット作って、鹿児島で一緒にライブ出来るとは。人生分からんね。これからもよろしく!


1/30(日)佐賀LIVE BAR雷神
九州新幹線に乗り佐賀へ。途中、鳥栖駅のホームにある駅そば。11月に佐賀→福岡と回った時から気になってたんやけど、その時、福岡の友人に「なんで食べなかったの?」と言われたこともあり今回は・・・と狙ってた。乗り換えのわずか数分の間に注文、完食。かしわうどんと言うんやけど、安くておいしかった。満腹になり佐賀駅へ。

出汁が甘辛くて癖になる味やった。


駅前では、前回共演だった池田くんが車で迎えに来てくれてた。久しぶり!って言って一緒に雷神へ。マスターの牛島さんとも溝上くんとも久々に会えて2ヶ月ぶりってスパン短いねなんて話しをしつつ。この日は「はっちゃけNignt」て言うマンスリー企画のファイナル。ちょうど1年で終わりということだそう。池田くん、溝上くんのツーマンに加え、ゲストをひとり呼ぶと言うことで今回声を掛けて頂いた。毎月、新曲と二人で作った曲をCD-Rにして無料配布すると言うことをしているらしく、マンスリーて言うところとか、1年で区切りってところとか「二人の会」みたいやなと思ってた。

こんな感じ。


開場して、前回も来てくれていたお客さんが「お久しぶりです」と声を掛けてくれたり、やっぱり2回来ると全然違う。ちなみに、1年続いたイベントのファイナルってこともあり、この日も満員。ライブは溝上くん、池田くん、オガサワラの順で進む。溝上君は初見なので比較ができないけど、池田くんのライブは前回も見てるからわかる。前とライブが全然違う。それだけこの「はっちゃけNightファイナル」に思い入れがあったってことやと思う。最後の曲は溝上くんのことを思って書いた歌。池田くん自身感極まっていたし、お客さんで泣いている人も何人かいた。これは相当気合入れてやらんとなーと自分のライブ。最初、ちょっと空回りした気もするけど、マスターの牛島さん(ドラム)に即興で”HOME”を合わせてもらったり、最後はいい雰囲気で終われたかな、と。

最後は、二人のセッション。あ、その前に、僕がクイーンの”We Will Rock You”を歌うと言うハプニング(?)があり、前回共演だった成瀬ブルックリンが現れ、1曲歌った。彼は、ガイルズと言う結構なキャパのハコでワンマンをするらしく宣伝とか凄く頑張っているらしい。基本、歌詞は変態(ごめん)なんだが、どうにも耳に残る。やってた曲も覚えてたし。その後、二人のセッションで大団円。

ああ、長い。
ここから打ち上げ。打ち上げは10人くらいでジョイフルと言うファミレスへ。で、色んな話をした訳やけど、一番嬉しかった言葉は、池田くんの「はっちゃけNightファイナルのゲストがオガサワラさんでよかった」と言う一言。僕も二人の会をやっててマンスリーのイベントをすることの大変さってよく分かるし、その意義とか結構考えることもあるし、そういう意味でお互い気持ちが通じたって言うか。彼らが大阪に来た時はなんか力になれたらなーと思う。ほんと大事な日に呼んでくれてありがとう。

共演の二人と。


で、実は僕はこの日CDが予想以上に沢山売れたのもあり(買ってくれたみんなありがとう。うれしかった。)、贅沢してホテルで就寝。早朝の電車で大阪に帰り、神戸で仕事と言ういつものコース。


鹿児島も佐賀もきっとまた歌いに行くんで忘れないで待っててください。お世話になったみんなへありがとう。あ、こんな長い文読んでくれた皆さんへもありがとう。


2 Comments. Leave new

ゆぴとーく
2011/02/01 22:52

おつかれ!とにもかくにもこの出会いはタイガさんに感謝だね!

オガサワラヒロユキ
2011/02/02 12:08

お疲れ!色々ありがとうね。楽しかった。
ほんまタイガさんに感謝やねえ。また来月。風月お楽しみにー。

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