十分の七~四国編~(遅ればせながら)
10日で7本ライブ終わりましたー・・・。どの日も最高に楽しかったわ。
そして、次のライブはこれだ!ろびさん渾身の2週連続企画!
僕の青春のバンドART-SCHOOLの現ドラマーが在籍すると言うU&Designは初来阪。
そして、グループは年内最後の出陣。しかも次の予定はなし。
見といた方がいい。僕らはトリですよ。
(日付、会場、取り置き枚数を必ず記載下さい)
以降のライブ詳細はこちら
2010.10.25(月)南堀江knave
“天辺から爪先まで vol.5“
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV. 2000yen / DOOR 2500yen
w/U&Design, circe, ミナワ
FOOD:大会カレー
※オガサワラヒロユキグループで出演します。
オガサワラヒロユキ(Vo, G)
安井淳(G)[from ベロニカ, 8 1/2, HAPPY UNDER RIVER]
宮一敬(B)[from ジャカランタン, ha-gakure]
山岡永美(Key)[from ベロニカ]
志村和大(Dr)[from ジャカランタン, ASTROLOVE]
しかしこのフライヤーとても素敵やねー。
で、遅れてた振り返り。日々の速度に筆が追いつかない。どこから書こうか。
あまりこういうことを書くのは好きではないけれど、仕事の話から。
10/4(月)に仕事でトラブルが発生。その後、必死で対応。終息の気配なし。
10/8(金)に部長に言われた言葉「3連休使って対応するか!」
私:「大阪にいないので無理です。」
部長:「じゃあ、連休明けは8時に出勤しろ」
愕然。これにより、ツアーに仕事の用意を持っていくことに。
どこか気分が優れないまま、四国3箇所の旅が始まった。
10/9 新居浜 JEANDORE
セットリスト
01 ジャック・バトラー
02 長い夢
03 考える人
04 MY SONG
05 HOME
06 遺書
大阪は雨が降っていた。
梅田から高速バスに乗り込み、一路愛媛県は新居浜へ。
道中、前日に購入したアイマスクのお陰でぐっすり眠れたのであっという間に着いた。
新居浜。初めて来たけど、正直何もない町である。駅前も妙に荒涼としていた。
会場のJEANDORE(ジャンドール、と読む)は、2月に山口県でライブした時に、
ご一緒した若槻素直さんに紹介してもらった場所。
雨が降っているから歩みも遅い。新居浜駅より、徒歩約30分かけて到着。
途中で天一発見!(後で食いに行った。)
この日は、大阪、静岡、東京からツアーバンドが。確か、地元愛媛は3組だったと思う。
ツアーバンドはさすがにこなれた演奏をしていたけれど、個人的には愛媛のバンドの方が
面白かった。
モーニングおやじ。は肉労系の格好をして、ジャパメタ風の曲を演奏するバンド。
声は、景山ヒロノブ風。今更気付いたが、モーニング娘。とかけているのか。
The Dubugは高専の仲間で結成されたバンド。
ほとんど英詞で、正直演奏は下手だったけど、キラリと光るセンスがあった。
そして、トリを努めたAUN。リンキンパーク(ちゃんと聴いたことないけどイメージ的に)みたいな
へヴィロックを演奏するバンド。メンバーに和太鼓の方がいる。
これが異様にクオリティが高くて驚いた。かっこよかった!
終演後は、AUNのギタリストの方とひょんなことからお話して、色々とありがたい話を頂いた。
見た目はTATOOあり、なんやけどとても温かい素敵な人だった。
この日はJEANDORE前の安ホテルに宿泊。
10/10 高知 歌小屋の2階
セットリスト
01 ジャック・バトラー
02 SEVENTEEN
03 ギター
04 考える人
05 君の穴
06 ロロ
07 ラストナイト
08 長い夢
09 HOME
10 遺書
目が覚めた。新居浜~高知の行き方に悩んでいたら、電車の時間ぎりぎりに。
結局、新居浜→(電車)→松山→(高速バス)→高知、と言うルートを取ることにした。
この日は、前日の雨模様とは打って変わって、いい天気。
そして、夏が戻ってきたかのような暑さ。
松山は一時間ちょっと滞在したんやけど、食べログで一番美味しいとなっていた、
ラーメン屋に行くも、ちっとも美味しくなくて萎える。気を取り直して一路高知へ。
高知は、町中が坂本龍馬といった感じ。
高知駅から30分弱歩いた、住宅街に歌小屋の2階はあった。
「小笠原ヒロユキ」になってる。が、気にしない。
到着して、ドアを開けると誰もいない。しばらく外でぼーっとしていると、一人の男性が現れた。
本日の共演者であり、歌小屋のオーナー池マサトさんだった。
リハ等は18時からと言うことで、少し時間をつぶして再度歌小屋へ。
リハを終え、本番前に歌小屋の色んなルールを教えてもらう。
・携帯電話はいかなる理由でもライブ中はホール内で使用してはならない。
・ライブ中はホール内でタバコを吸ってはいけない。
・演奏60分を過ぎると、強制的に客電がつき、BGMが流れてライブは終了となる。
制限時間1分前にライトが点滅する。 等・・・。
頭がいっぱいになりながら池さんのライブ。
ライブとして、と言うよりも、誤解を恐れず言えばひとつの見世物としてのステージだった。
これが「劇場」歌小屋の2階と呼ばれる所以かな、とか考えながら本番。
ステージに上がると、何か雰囲気が違う。うまく言えないけど試されているみたいな空気。
大きな手応えもないまま、最後の曲を歌う。
曲の中盤でライトが点滅した。
一気に色んなルールを話されたこともあって、「5分前」にライトが点滅すると思い込んでいた僕は、
「いける!」と判断してその調子で続けた。
すると、最後のパートで、客電がうっすらとついて、BGMが流れ始めた。
頭のなかはハテナで一杯。とりあえず、強制終了となったことは確かのようだ。
ガックリと肩を落としてフロアに戻る。頭の中が整理できない。
その後、池さん始めいろんな方とお話をして、ライトが点滅するのは
制限時間の1分前だったと言うことを知った。
何故かだんだん清清しい気持ちになってきて、強制終了になってよかった、とも思った。
歌小屋の洗礼を受けたと言ってもいいかもしれない。
その後、池さんを囲んで色んなお話をした。素直にまた歌いに来たいと思った。
次はちゃんと60分のステージをやり遂げたい。
歌小屋はひとつの社会と言うか国と言うか、独特な感覚があって、それに飲まれてしまった。
もしかしたら、好き・嫌い分かれるかもしれないけど、僕は好き。
好き、と言うより、ここでしか味わえない感覚がある。それがとても大事なことだと。
その日は、歌小屋に泊めてもらった。ひさびさにぐっすり眠った。
宿帳のようなものがあって、そこに「必ずまた歌いに来る」って書いた。
10/10 徳島 crowbar
セットリスト
01 ジャック・バトラー
02 SEVENTEEN
03 MY SONG
04 HOME
05 遺書
高知から徳島へ。高速バスで向かった。
徳島は今回訪れた3都市の中では一番都会な印象。
crowbarは若干場所が分かりづらくてうろうろしていると、ハコのスタッフさんが、
「オガサワラさんですか?」と声を掛けてくれてようやくたどり着けた。
この日はソロ3人。
共演はthe pianocoatことエガミくんと、ギター弾き語りの林くん。
3組ってことで時間に余裕があって色々とお話しする。
エガミくんは集客を凄く頑張ってくれて、とてもありがたかった。
僕自身、関西でツアーバンドを迎える時はこういう気持ちで臨まないといけないな、と思った。
ライブ前に共演者とcrowbarスタッフですぐそばの中華屋に徳島ラーメンを食べに行く。
おいしかった・・・が、その後焼き飯を食べた、僕とcrowbarのスタッフさんだけ、腹痛が・・・。
当たったのか、食べすぎだったのかわからんけど、
あまりコンディションのよろしくないままスタート。
ただ、大阪から徳島まで来て腹痛いからしょぼいライブする、とかありえない訳で。
がっつりと歌った。まあうけたかどうかは知らんけども。
この日は3組しか出ていなかったので、20時過ぎにイベント自体が終了。
神戸への最終バスが21時頃。大阪に帰れる!と言う訳で、名残惜しいのをおさえて
crowbarを出た。出る時にみんな拍手してくれてぐっときた。
こういう風に接してくれるとまた行きたいなあと思う!
バスに揺られ三宮。JRで大阪まで。23時半位に帰宅。徳島近いねー。
そう、結果から言うと、仕事の用意はいらなかった。まあいいけど重かったな・・・。
と言う訳で四国3日の旅はおしまい。
四国(とくくっていいのか分からんけど)は色々難しかったなあ、というのが正直な感想。
次行ってみてどうなるか楽しみやけど。
お世話になった皆様どうもありがとうございました!
~つづく~
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