MEGADETH

2017/05/29
オガサワラヒロユキ

この間のブログは悲しい話を書いたので、今日は楽しいお話を。

先日、MEGADETHのライブを見た。しかも東京で。結構な人数の友達が大阪公演に行っていて、急に羨ましくなった僕は東京で見ようと考えた。(ちょうど出張があった)が、2公演あったのに共にソールドアウト。しかし諦めない。そこは、現代の便利なサービスを活用して、チケットを譲ってくれる方を見つけた。(ちなみにその方は、お父上が危篤とかで見に行けなくなったそうだ。若干複雑・・・。)

あえてMEGADETHに話を絞るけど、O.AはANTHRAXだった。なんと豪華!

MEGADETHは2009年にも生で見たことがあった(LOUDPARK)。その時もかっこよかったけれど今回のライブは段違いだった。バンドの状態が良好であることが見て取れるそんな充実の内容。キコ・ルーレイロ。ブラジルのメタルバンドANGRAのギタリスト。ANGRAは日本では人気があるけれど、世界的な規模で言うとMEGADETHには遠く及ばない。そんなキコのMEGADETH加入の話は驚いたけど、これがバッチリはまっていた。(で、キコ加入後初めての作品でグラミー賞取ったんだから凄い話。)

いわゆる、全盛期(マーティ・フリードマンとニック・メンザがいた時)のMEGADETHは生で見たことが無いけど、もしかしたら今が最強の布陣なんじゃないか?と思ったり。

個人的には、”Mechanix”をやってくれたのが嬉しかった。これはMEAGADETHの1stアルバムに入っている曲で、METALLICAの”The Four Horsemen”へのあてつけのような曲だと勝手に思ってる。MEGADETHのVo&Guであるデイヴ・ムステインは元METALLICAのギタリストで、素行の悪さからMETALLICAクビにされた。その復讐?の意味でMEGADETHを結成したのは有名な話。元々”The Four Horsemen”はMETALLICA時代のデイヴ・ムステインが書いた曲。聴き比べたら、構成は良く似ているけど”Mechanix”の方がやたらとテンポが早い。そこにデイヴ・ムステインの意地を感じる。

まあ、そんな細かい話はおいておいて、デイヴ・ムステインが終始ご機嫌で。”You are so サイコーダゼー”とかお茶目なこと言ってた。これまでジャンル問わず幾多のライブを見てきたけど、10本の指に入るくらいよかったな。

新譜からの曲もよくて。この曲なんて映像を同期で流してて非常にグッと来た。
※ちなみに映像がグロいので閲覧注意で。

こんなベテランが、枯れてないどころか、ここまで攻撃的なライブをする姿を見て自分も頑張ろうとか、そんなことまで思いましたよ。ええ。

メガデス サイコーダゼー。