TNT – Till Next Time

2013/05/11
オガサワラヒロユキ

Facebookで某氏があげていた「ダサいCDジャケット 画像集」。こういう企画は好きでぼんやり眺めているとなんとメタルの多いことか。LUCA TURILLI、MANOWAR、POISON、STEEL PANTHER、Paul Gilbert、Europe、Yngwie Malmsteen、Rhapsody、SAXON、そしてTNT・・・。7割くらいメタル。ロックはある時代、若者に夢を与える存在だった・・・と思うけど、これでは・・・。と言うか80年代は本当にこれがかっこよかったのだろうか。

今回の主題はTNT。このTill Next Timeと言うのは1度解散した後にリリースされたベストアルバム。



“Till Next Time”。それぞれの単語の頭一文字がTNTになると言う何ともひねりのきいた題名である。それにしてもこのジャケットも大概ではある。そして、そのタイトル通り、その後再結成する。再結成後のアルバムは当時のメタルバンドと同様にトレンドに流され、オルタナティヴな方向になっていた。(ただ、TNTに関しては楽曲のクオリティが高く結構いい作品であった。)

このバンドはVoはアメリカ人、残りのメンバーはノルウェー人と言う変則的な編成で、北欧特有の透明感のあるサウンドが特徴。Voのトニー・ハーネルの超絶歌唱とGtのロニー・ル・テクロの変態ギター、そしてメロディアスな楽曲。このアルバムに収録されている楽曲は本当にクオリティが高い。たぶん、メタルじゃなく弾き語りでやったら、今の曲どこのギターポップバンドのカバー?と言われることうけあい。

そう言えば、17歳の時TNT再結成後の来日公演に行った。上に書いたように、再結成後のTNTはオルタナティヴな方向に向かっていたのだが、再結成後の楽曲と再結成前の楽曲での観客の反応の違いが一番印象に残っている。まるで、551のある時、ない時のように。(関西の人しか分からないかもしれない。)

と言う訳で、メタルと言うだけで、ジャケットがダサいからと言うだけで、ジャケがダサいからって聞かないのはもったいないバンドだと思う。TNT。

80年代の名曲


再結成後の名曲