ニューアルバム”madonouchi”リリースに寄せて – 1.Birthday
madonouchi全曲解説。まず1曲目の”Birthday”から。
こう言うのはやる気があるうちにやらないと多分途中で頓挫すると思うので、早めにやり切ろうと思う。
そう。今日、カセットテープが届いた!やはり形になるっていいな。早速カセットテープを流している動画を Xに上げてみた。こちら。これが”Birthday”と言う曲。
本日、新作のカセットテープ届きました。やはり実物を見るとテンション上がる。プレイヤーがダサいですが、こんな感じです。ダウンロードコードが付いてるのでプレイヤーなくても聴けます。みんな買ってねー pic.twitter.com/RkZyJyPvo6
— オガサワラヒロユキ (@gswrhryk) March 14, 2024
聴いての通りインスト。よし、フルアルバムを作ろう!と思って、10曲だとギリギリやな、11曲入っている方がなんか余裕があっていいな、と言うよくわからない理由で1曲増やしたい、と思ってこのアルバム用に作った曲。
アルバムの中間にインタールードがあるのが好きで、5曲+インタールード+5曲 みたいな構成にしたいと思って、”雨の精”に繋がる形で作り始めた。
制作していた当時、数年前に亡くなった友人のやっていたパンクバンド(僕も一時期メンバーだった)のデモテープをデジタル化しよう、ということで、カセットテープの音源をデジタル変換できる機器(上の映像のもの)を購入していた。そんな時、ちょうど実家に帰ったところ、色々なカセットテープが出てきた。恐らく2歳くらいの自分が父親のことを悪く言いまくる音源、今はアメリカに住む従兄弟と、亡くなってずいぶん経つ祖母が一緒に歌っている音源などなど。そんな中で「6さいのおたんじょうび」と書かれたカセットテープがあって。この曲には、そのカセットテープからサンプリングした当時の友人、 若き日の母親の声が入っている。実は今回、カセットテープで作ったのにはこの制作の過程も大きい。カセットから取り出した音源がカセットに戻っていく、なんかいいやん?と。
音楽的な話としては、ミックスの時に「髙原さん(エンジニア)、好き放題やってもらってOKです」的なことをお伝えしたら、実にええ感じに仕上げてもらった。そして、曲順を考える段になって 最終的には1曲目になった。1曲目にインストを置くのも、Judas PriestやHelloweenみたいで好きなので。
ちなみに、戦場のメリークリスマスを劇場で見た影響で、タイトルを”Happy Birthday Mr.Ogasawara”にしようとしたら、髙原さんにめっちゃ止められた。その結果、タイトルは”Birtday”に落ち着いた。(止めてもらってよかった・・・)
<音源情報>
オガサワラヒロユキ – madonouchi
2024/04/11リリース
フォーマット:カセットテープ+DLコード
価格:¥2,000(税込)
【Track List】
A1. Birthday
A2. 雨の精
A3. You & I
A4. 2020
A5. あかあおみどり
A6. 僕らは化け物
B1. 雪がとけたら
B2. TOKYO SUNSET
B3. そんなに なんで しゃべるの
B4. ダンス
B5. 夢でも逢えたら
<リリースパーティー>
2024.04.11(木)[大阪]扇町para-dice
オガサワラヒロユキ”madonouchi” Release Party
OPEN 18:30/START 19:00
前売:2,500yen/当日:2,500yen
w/遊佐春菜, igawa taku