隣で同じように生活していたと思っていた彼は実にオルタナティヴで、その彼の作品は、実にポップだった。日中はサラリーマンという一面を持ちながら、地元関西だけに留まらず、東京や九州にまで足を伸ばし、年間60本以上のライブを行いつづける関西屈指のシンガーソングライター、オガサワラヒロユキが初めて世に放つ珠玉の6曲が遂に完成。
01 長い夢
02 ラストナイト
03 TOKYO EVERGREEN
04 ある冬の夜にぼくが考えたこと
05 MY SONG
06 遺書
2009/08/08 Release
4-FRAME MUSICS & RECORDS
4FMR-0002
1,575yen(tax in)
●Guest Musicians
安井 淳[ ベロニカ, 8 1/2, HAPPY UNDER RIVER ] – Electric Guitar, Pianica
宮 一敬[ ジャカランタン, ha-gakure ] – Bass
山岡 永美[ ベロニカ ] – Piano
志村 和大[ ジャカランタン, ASTROLOVE ] – Drums
港 麻里[ shiba in car ] – Chorus, Hand Clap
杉山 貴裕[ ex.夜酔リョータロウバンド ] – Hammond Organ
タナカヤスカタ – Electric Cello
イガキアキコ[ たゆたう ] – Violin
ラリー藤本[ CHAINS ] – Tambourine, Triangle, Shaker
●Message
大切に育まれた歌。毎日の暮らしの中、いろんな感情がついてまわるけど、せつない時にちょっと空を見上げて歩いてみたくなる、そんな素敵な気持ちになったよ。
アルバム発売、おめでとう!
近藤智洋(GHEEE, ex.PEALOUT)
1曲目のイントロで「あ、好きだわ」と呟いてしまったんだ。
ストイックな言葉を唄っているのに、和気藹々としたレコーディング風景が目に浮かぶ、何とも優しいポップミュージックであることか。
線の細い飄々とした表情のあの男が企んで企んで企み抜いたんだよ、きっと。
傑作であるなあ。ねえ、君。今年の夏はヒロユキの手の上で踊ろうよ。
土龍(nano, ボロフェスタ, mannta)
前々から気になっていた人間「オガサワラヒロユキ」と初めて会ったのは昨年の夏の事だった。
彼の人間性も音も知らなかった僕は、彼の事を少しでも知ろうと、ぎこちない感じで話したのをよく覚えている。
あれから1年になるが、僕は彼の事をどれだけ知る事が出来たのだろうか。
多分、まだ何も分かってはいないのだろうが、今回のアルバムを聞かせてもらって、少しは彼の事が分かったような気がする。
一見クールなように見えて、内面は煮えたぎっているような、素晴らしいアルバムだと思う。
加藤鶴一(FANDANGO)
初めて「遺書」を聴いた時、素直に詞を書きはるなあ、と思った。
ギターのキラキラした感触。そして素直な佇まいと歌。
ポップソングをポップなまま、オブラートに包まず提示してくれる。
そんな彼も実なメタルフリークだったりする。
少しヒネた所も見え隠れするのもまた魅力(笑)。
彼の「今」が詰め込まれた素敵な音源です。
瀧井豊治(ジャカランタン)
●Media
・音楽配信サイトOTOTOYに特集が掲載されています。
http://ototoy.jp/feature/index.php/20100216